不動産売却 2020.08.07
家の売却「危険な入札方式」・堺市の不動産売却
不動産売却 「危険な入札方式」
大切な自宅(不動産)の売却
売主様のスケジュールにより異なるのですが
■仲介で売る場合
■買取業者に買い取ってもらう場合
主に2パターンです。
今回仲介ではなく
買取で進める場合での
注意点をご紹介致します。
まず最初に不動産業者買取ですが
決して悪い手段ではございません。
買い替え等の
(現住居の売却資金で住み替え先の購入)
資金計画により
買取を選択した方が良い場合もあります。
但し注意しておかなければならないのが
不動産仲介業者から提案される「入札方式」です。
買取なのになぜ不動産仲介業者!?
そう思われている方も多いはず。
不動産仲介業者で自社で買い取らない会社も多く
大手不動産仲介会社も殆ど自社では買取りません。
仲介業者が窓口となり
複数の不動産買取業者へ金額をつけてもらい
高値をつけてくれた買取業者と契約を進めるのが
「入札方式」となります。
本当に高値をつけてくれた不動産業者と
契約できるのであれば
金額さえ納得できれば
それは良い取引となるでしょう。
ただし各不動産買取業者の金額は
仲介業者にしか知り得ないのです。
「その金額が本当に一番高値ですか⁉」
参考に下記図をご覧下さい。
不動産仲介業者Cを窓口に「入札方式」で進めた例です
各不動産業者の買取金額
買取業者D 1,600万円
買取業者F 1,700万円
買取業者G 1,900万円
売主様からすれば
買取業者G 1,900万円で進めるのが
最良の取引なのは一目瞭然
では不動産仲介業社側からみて
最良の取引はどの不動産業者になるのでしょうか⁉
不動産仲介業者の目的は勿論
「仲介手数料を貰うこと」
不動産仲介業者は一つの物件で
どれだけ仲介手数料を稼げるのかが
最も重要となります。
各不動産買取業者で進めた場合の比較(両手仲介)
買取業者 Gの場合は(1,900万円)
1,039,500円
買取業者 Fの場合は(1,700万円)
1,254,000円
買取業者 Dの場合は(1,600万円)
なんと
最大2,376,000円狙えるのです。
こちらの取引例であれば
売主様にとって最も条件の悪い取引が
不動産仲介業者の
最も良い条件の取引となるのです。
こんな関係では
良い取引なんて出来るわけがございませんよね。
しかし買取が悪い取引方法だとは思いません。
わたくしのお客様でも買取を選択し
理想の住み替えを成し遂げた方
沢山いらっしゃいますので。
「入札方式の買取のリスク」は
複数の不動産仲介業者に相談すれば回避できるのです。
無知識は売却損を生み出します。
あなたのお家の売却です。
不動産仲介業者任せにならず
出来るだけ知識をつけ
好条件での取引を目指しましょう。
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